ザ・万歩計/万城目学
2011年 05月 28日
決して電車の中で読んではいけません。えらい目に遭います。
普段の主な読書タイムは通勤電車の中なので、いつものように仕事帰りの電車の中でこの本を広げて読みはじめたところ、電車が発車して数分で「むふっ」という笑い声がもれてしまいました。(もちろん自分の)
誤魔化すように一旦窓の外に視線を外して深呼吸した後、再び読み始めるものの、またものの数分で「くふっ」という笑い声が漏れてしまう。
一旦本を閉じて、心の中で「どんなに面白い話が書かれていても決して笑うまい!」と決意し、もう一度読み始める。すぐに笑いそうになり必死に堪えていると、堪え切れなかった笑い声が「けへっ」と奇妙な音で漏れてしまう。
この時点でやっと電車の中で読むのをギブアップ。読み始めて15分のこと。
だってねー、こんな気持ち悪いオバさんが隣に座っているなんて、誰だって嫌だと思うよ。
だから残りは家で読みました。思い切り笑いながら。何も言われなかったけど、きっとそばに座っていた旦那は気持ち悪かったと思うわ(笑)
この本は万城目さんのエッセイ集なのですが、予想外の笑いネタが私のツボをピンポイントで突いてきてくれました。かと思えばほろり…とさせられる話もあったり、一冊読む間に大笑いして泣いて忙しいものでした。
やっぱりこの人大好きです♪
by honochimama | 2011-05-28 22:23