流星の絆/東野圭吾

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今さらです。
やっと読むことができました。

この本をなかなか読まなかったのは、ある理由があったからです。
以前「流星の絆」がドラマ化されて放送されていた時(嵐の二宮君主演で)、まだ小説を読んでなかった私は「絶対に原作を読むまで見ないぞ」と誓っていたのです。
ところが、どういう経緯でかもう記憶が定かではありませんが、TVでこのドラマが流れている部屋にいなくてはいけない状況になってしまいました。(お友達のお部屋におじゃましたら、背後にあるテレビでドラマが流れていたとか、そんな感じ)

それが何故か最終回

「見るまい…見るまい…」と思っていても、意識すればするほど目がいってしまうというもの。結局原作を読む前に犯人を知ってしまうという大失態をやらかしてしまたのです。


何が言いたいのかというと、せっかくのおもしろいはずの話を、今回は100%楽しんで読めなかったということ。そりゃそうよね。犯人が誰だか分かってるんだもん…(T_T)
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# by honochimama | 2011-05-27 09:57  

ホルモー六景/万城目 学

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「鴨川ホルモー」のサイドストーリーを6編まとめたものです。
やっぱりおもしろくて一時間で読み終えてしまいました。もったいない…(T_T)
脇役だったあんな人、こんな人達に色んな背景があったのね、と「鴨川ホルモー」がより一層身近に感じられて好きになりました。

まさか東京にもホルモーがあったなんてね(笑)

また、「鴨川ホルモー」では数行でしか触れられていなかった高村君と彼女の話が、「ホルモー六景」の最後に綴られていて、涙なしには読めませんでした。電車の中で一人涙ぐんでいるおばちゃん(オレ)。気持ち悪いわ。
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# by honochimama | 2011-05-18 21:49  

鹿男あをによし/万城目学

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面白かった~(*^o^*)
万城目氏の著書を読んだのは「鴨川ホルモー」に続いて二作目ですが、またしてもタイトルから内容が全然予測できない本でした(笑)
そして「よくよく神さんが好きな人だな」という印象を受けました。

丁度「久しぶりに奈良に行ってみたいなぁ」と思っていたので、益々その想いがつのりましたねー。マイシカ、是非乗ってみたいものです。

読後のすっきり感と充実感はなんともいえませんが、同時にすごいなと感じたのは、最後まで主人公の「おれ」の名前が出てこなかったこと。主人公の名前がなくても、小説ってなりたつのね。しかも全く違和感なくやり遂げるなんて、作者の技術にも脱帽。


そこで「はっ!」と気が付いた。そういえば夏目漱石「坊ちゃん」の主人公にも名前がない。「鹿男~」の主人公も先生だし、「マドンナ」だって出てくるし、何よりも本文中に「坊ちゃん」に触れてるところがあるやんか。(気付くの遅っ)
さては「坊ちゃん」へのオマージュ作品か!
しびれるわー。


もうすっかり万城目ファン♪
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# by honochimama | 2011-05-17 22:11  

対岸の彼女/角田光代

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直木三十五賞受賞作です。ママ友関係、女子高生の友人関係、嫁と姑、上司と部下、同僚。あらゆる種類の女の「関係」が凝縮されてます。
私自身は苦手なママとはつきあわないので、「対岸の彼女」の主役・小夜子(本書は主に小夜子目線で描かれています)がママ関係や公園遊びで悩んでいる姿に「めんどくさ…。そんな小さな事気にすんなよ。」と思ってしまいました。それって自分がママ友に恵まれているんでしょうね。

逆にすごく共感できた部分もたくさんありました。
「家事をどんなにがんばっても、部屋が片付けられていて、手作りの食事が食卓に並んでいる状態がゼロなのだ。」というくだりがありましたが、「うん、うんそうよねー」と主婦目線で共感。
自分以外の家族にとってはそうなんです。乾いた洗濯物が畳んでタンスに入っていて、ご飯の時間になると食事の用意が出来ている事って当たり前なんです。その当たり前の状態を作るのは主婦の努力なんですが、それを分かってくれる人ってなかなかいないかも。

この作中では小夜子が旦那に「どんなにがんばってもそれは足し算ではない。旦那にとってはかけ算だ。ゼロにいくら掛けてもゼロでしかない。」と嘆いていた。
でもこの小夜子さん、掃除の代行サービスの仕事をしているのですが(作中では研修)、掃除をしない専業主婦に「どうして家にいるのに掃除をしないんだ…」と嫌悪感をあらわにしています。それって矛盾してないか?
専業主婦なら掃除をして家を綺麗にしているのがあたりまえ、という発想は間違ってはいないかもしれないけど、小夜子の旦那さんが「奥さんがご飯を作ってくれているのが当たり前」と思っているゼロの思想と似てるような気がするんだけど。そう思う私がひねくれてるのかしら。

最初はイラっとする頼りない小夜子が段々と逞しくなっていくのは、読んでいて気持ちよかったですね。できればもっと意地悪な姑と無責任な旦那にギャフン!と言わせて欲しかったです。
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# by honochimama | 2011-05-14 23:01  

夜を守る/石田衣良

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「池袋ウエストゲートパーク」シリーズのアメ横版で、「ウエスト~」よりもソフトでした。(「ウエスト~」シリーズは人がいっぱい死ぬし激しいもんね…。好きだけど。)
ソフトな感じが上野っぽいです。

好きだけど何か物足りなさを感じてしまうのは、上野が舞台のせい?
読んでる間中、ダミ声で「らっしゃい、らっしゃい~、鮭が安いよー」というおっちゃんの幻聴が聞こえるようでした(笑)
上野なんて長いこと行ってないなー…20年ぐらい(-_-)
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# by honochimama | 2011-05-11 15:53