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Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII/石田衣良

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大好きな池袋ウエストゲートパークシリーズ。発刊されているシリーズで唯一呼んでいなかった本…と思って購入したのに、いざ読み始めると驚愕の事実に愕然としてしまった。

「これ…読んだことあるわ…」

悲しいです。買ってからもすぐには読まず、あえておあずけ状態にしておいて(マゾではありません)、タイミングを見計らって読み始めたのにー!
こういうことがあるから、読んだ本はちゃんと記録しておかないと(ToT)

あーあ。新しいキングに会えると思ったのにな。
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by honochimama | 2011-08-31 10:18  

かのこちゃんとマドレーヌ夫人/万城目 学

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なぜこの装丁?なぜこのタイトル?内容がすばらしいのに非常に残念!私が装丁したいーーー!(何様だ)

かのこちゃんは小学生の女の子。マドレーヌ夫人はかのこちゃんの飼っている老犬の奥さん。二人(正確には一人と一匹)の間に特別なコミュニケーションはない。けれど、それぞれの大事な時間が所々リンクしていて、時に素敵な奇跡を生む。
万城目さんらしい緻密に計算された構成でした。う~ん、満足♪

さらっとしか触れられていないけど、かのこちゃんの「鹿と話せる」お父さんは、「鹿男あをによし」の先生に違いない。んじゃ、かのこちゃんのお母さんはもしかして堀田イト?でも本文中に、お母さんはお父さんが鹿と話せるとは思えないけどという意味の話をしているので、別の女性と結婚したのかな。

これで書籍化されている万城目氏の本は全部読んでしまった。さみしい…。
次の本は来年あたりかな。待ち遠しいわ。
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by honochimama | 2011-08-30 10:02  

製鉄天使/桜庭一樹

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「私の男」や「ファミリーポートレイト」とは全く違う路線の本でした。背景となっている時代が80年代なだけに、出てくる言葉も表現もあまりにダサくて懐かしい。「かわゆい」なんて久しぶりに聞いたわ。
こういうダサくて真面目な笑える話も嫌いじゃありません。楽しんで読めました。

小豆ちゃんが鉄をあやつる不思議な力を持っているという設定は、別になくてもよかったかも。それよりもフェイドアウトしてしまったヤマトとの関係をはっきりとさせて欲しかったな。

あらゆる設定が現実味無く、どれもピンとこなかったけど、スミレの一件は泣きました。生き急ぐ子はそうなるよね。

ラストは「なんじゃそら」という肩透かし。徳川埋蔵金はないやろ。
先に「赤朽葉家の伝説」を読んどいた方が良かったな。
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by honochimama | 2011-08-29 21:58  

信長協奏曲/石井あゆみ

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何でしょう、この爽快さは。いきなり戦国時代にタイムスリップしたというのに、全く動揺してないどころか、歴史を変えないように信長の役割を果たそうとしているあたりなんか、本当に気持ちがいい。

本人に実力がないのに、偶然と周囲のお膳立てで筋書き通りに歴史が進んで行く話なら、きっと全然面白くなかったと思う。サブローが思うままにのらりくらりとやっている事が、知らない間に周囲を動かしていて、しかもそれがちゃんと史実の信長像をなぞらえているから面白い。

サブローは死ぬまで信長なのか、それとも途中で現在に戻ってくるのか(その可能性は低そうだけど)。結局はそれが一番気になります。
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by honochimama | 2011-08-28 22:12  

青の祓魔師(エクソシスト)1巻・2巻/加藤和恵

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娘が日曜のアニメに夢中になっていて、「そんなに面白いの?」と自分も見始めたのがきっかけ。意外によくできていて(何様だ!)面白いアニメに、自分も一緒に夢中になってしまいました。
原作本はどうなんだろう?表紙買いしそうな好みの絵だけど、買ってみて期待はずれだったらイヤだしなー…と迷っていたところ、お友達(と呼ぶのはおこがましいのですが)のゆずぽんさんが「原作はもっと面白いよ!」と教えてくれたので早速購入。

女性作家とは思えないくらいに大胆でメリハリのあるコマ割と秀逸の表現力。最高に上手くて面白いです。久しぶりに「もっと早くに読めばよかった」と思える漫画に出合いました。
ところどころに点在している小さな笑いが実にツボです。
これはイカン。大人買いしてしまうやないの。

もちろん七歳の娘も一緒にコミックスを読みました。まさか娘と並んで漫画を読む日が来るとは…。最近知ったんだけど、娘も私に似て速読。この青エクも、自分が先に1巻を読み終えてから娘に手渡したら、私が2巻を読み終える頃には娘も1巻を読み終えていた。
はやいわー。
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by honochimama | 2011-08-27 22:28  

犯罪小説家/雫井脩介

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小野川のキャラに終始イラッとさせられる。思い込みが激しくて、空気を読まずに自分のペースで話をすすめてしまう。相手との距離感を無遠慮に詰めてくる。いますよねー、こういう人。
私なら間違いなくこういう人とは距離をあけて友達にならないのですが、残念ながら家の中に居るんですのよ…このタイプの人が(T_T) 誰とは言いませんが。

最初は待居さん目線で話を読み進めていくのに、途中で待居さんと読み手の距離感が遠くなってしまう。あれ?この感じはもしかして…と感じていると、ラストで「あぁ、やっぱり。イヤな予感がしてたんだ。」となる。

小野川が生々しいキャラなのに、ネットの自殺者の会の詳細はどこか現実味がない。顔をあまりあわせないネット上でのやりとりが中心だからでしょうか。
「ネット」「自殺志願者」「宗教じみた会合」こういう類の羅列はあまり好きじゃないのですが、現代に実際ありがちなのよね。

ラストの小野川の狼狽ぶりにはスカッとします。なぜかこの場面だけ二度読みしてしまいました(笑)
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by honochimama | 2011-08-26 15:32  

バイバイ、ブラックバード/伊坂幸太郎

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地味だけど伊坂さんらしい作品でした。何もかもがヘンテコな感じがとても伊坂さんらしくて好きです。

本来異性にだらしがない人が、小説であろうとも私は好きになれないのですが、星野くんは不思議と嫌いになれません。異性うんぬん以前に、周りに流されないひょうひょうとした人が好きなので。特に星野くんの我が強くない所が魅力です。

それとは正反対で常識もなにもないひどい大女の繭美は、美点を挙げるのに苦労しそうな人だけど、これまた何故か段々と嫌いじゃなくなってくるから不思議。
伊坂キャラってみんな魅力的に見えるよね。

話は「あのバス」がどこへ行くのかと、どうして星野が乗らなきゃいけないのかの詳細を「まだか、まだか」と待ちながら読んでいくのに、最後はちょっと消化不良。謎を残すのは一つの手法だけどさ、もうちょっと種明かししてほしかった。

一番残念なのは本の装丁。またかよ…と言わんでください。本の装丁はその本のイメージと購買意欲に関わる大事なアイテムなのです。
「バイバイ、ブラックバード」の表紙はご覧の通り「なぜそれ?」というおとなしすぎる装丁。上品に仕上げたかったのか?いっそベタ真っ黒に文字だけという大胆さでもいいくらいの内容なのに…。「あのバス」という暗い背景をずっとしょっているストーリーなんだから、それに合った装丁が欲しかったな。
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by honochimama | 2011-08-23 11:16  

贖罪/湊かなえ

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つくづくプールの好きな人なんだなと思ってしまった。麻子さんとは誰のことなのか、はっきりとバラす場面を作らずに話を進めていくのは、「告白」でのやんちゃ先生を思い出させる。
どうしてわざわざ「告白」と重なるシチュエーションを選んだのだろうか。

気になる箇所はいくつかあったけれど、興味深く読めた。
エミリちゃんのお母さんは最低な人やね。こんな人実は結構いるかもしれない。あんまり書くとネタバレになってしまうからもどかしい…。

殺されたエミリちゃんと当時一緒に遊んでいたというだけで、ほかの四人がここまで罪の意識を持つ必要があったんだろうか。全然ないよね。ただ、友達がなくなったというのに、誰も悲しんでないのがさみしいなと思っていたら、ラストで少し救われた。
気がついてくれてよかった。
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by honochimama | 2011-08-19 21:38  

夢をかなえるゾウ/水野敬也

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とても勉強になりました。大阪弁でしゃべるガネーシャの登場シーンは、全部旦那の顔の映像が浮かんでたけども(笑)
ビジネス本や自己啓発本は説教臭く感じるものが多かったり、堅苦しくて読む気になれないものが多いけど、「夢をかなえるゾウ」は文芸書として何気なく読んでも、すんなりと抵抗なく入っていける。

一つ一つの課題はとても簡単だけど、全てを習慣として実行できるようになるには、「気合い」だけでは無理。むしろ「気合い」なく楽しんで自然とこなせれば、いつのまにか成長してるかもしれない。

既に実行してることがほとんどなのに、どうして自分は成功してないのかな…と思いきや、ガネーシャの「自分、ベクトルが自分に向いとんねん」というセリフに、「なるほど…」と納得。

人に勧めたい本№1です。
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by honochimama | 2011-08-18 10:58  

進撃の巨人5巻/諌山創

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ハンジ分隊長の変態ぶりがたっぷりの5巻です。壁の外へ出る前に、エレンの元の家の地下室へ行くものだとばかり思ってたんだけどなー。もしかして地下室、忘れられてる…?
話が随分と進行した反面、ミカサやアルミンの登場が少ないのが残念。

とっても気になる新キャラ(?)の登場で5巻のラストを迎えてしまった。早く続きを読みたい~~!
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by honochimama | 2011-08-16 09:57