2011年 08月 26日 ( 1 )

 

犯罪小説家/雫井脩介

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小野川のキャラに終始イラッとさせられる。思い込みが激しくて、空気を読まずに自分のペースで話をすすめてしまう。相手との距離感を無遠慮に詰めてくる。いますよねー、こういう人。
私なら間違いなくこういう人とは距離をあけて友達にならないのですが、残念ながら家の中に居るんですのよ…このタイプの人が(T_T) 誰とは言いませんが。

最初は待居さん目線で話を読み進めていくのに、途中で待居さんと読み手の距離感が遠くなってしまう。あれ?この感じはもしかして…と感じていると、ラストで「あぁ、やっぱり。イヤな予感がしてたんだ。」となる。

小野川が生々しいキャラなのに、ネットの自殺者の会の詳細はどこか現実味がない。顔をあまりあわせないネット上でのやりとりが中心だからでしょうか。
「ネット」「自殺志願者」「宗教じみた会合」こういう類の羅列はあまり好きじゃないのですが、現代に実際ありがちなのよね。

ラストの小野川の狼狽ぶりにはスカッとします。なぜかこの場面だけ二度読みしてしまいました(笑)
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by honochimama | 2011-08-26 15:32