2011年 06月 12日 ( 2 )

 

永遠の出口/森 絵都

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この人の文体、とっても好きです。
普通の女の子の半生をいくつかの時代に分けて、つらつらと綴っているだけなのですが、さしてドラマティックな出来事が起こるわけでもないのに、平々凡々な日常がとても身近に感じてぐいぐい引き込まれていきました。

幸い私の母はあまり干渉する人ではなく、娘の私を信用してか、大抵のことは好き勝手にさせてくれて接しやすかったのですが、現在同居するお姑さんは何でも知りたがるタイプで、「それは何?どこで買ったの?どう使うの?どこ行くの?いつ行くの?誰と行くの?」と実母とは正反対。
実母がこのタイプだったら絶対にグレてたな、と最近ハッキリと断言できる私なので、この本の主人公紀子がグレてしまった時は「やっぱり」と納得して、自分の分身を見るような感覚で読んでおりました(笑)
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by honochimama | 2011-06-12 22:19  

黄泉がえり/梶尾真治

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これまた今更ですが、随分前に映画化された作品です。
最初は「飯田穣治のアナザヘヴンっぽいかな…」と思ってたのですが、そんなエグイ話ではなく、予想よりもっとしんみりとした話でした。
別れってのは絶対にいつか経験するものだもんねぇ。
いつもよりも時間をかけて少しずつ読んだせいか、あまり感情移入する事無く(←失敗!)、「自分ちにも死んだ人が黄泉がえってきたらどうするかな…」とぼんやりと考えた。
大事な家族、大事な人だったら、たとえ幽霊でもいいから会いたいと思うもの。きっと黄泉がえってきても、暖かく受け入れるだろうな。

☆みっつ。
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by honochimama | 2011-06-12 22:07