テンペスト 上・下/池上永一
2013年 04月 21日
上下に分かれている上に、それぞれがブ厚い。けど、その厚みを全く感じさせず、一気に読み終えてしまいました。
15年ほど前に家族旅行で琉球に一週間滞在したことを思い出し、この本を読んでから首里城を訪れたかったなぁ…と思いました。
女の子として生まれた真鶴が孫寧温に男装してまで科試を受け宮仕えをするという設定もドラマチックだけど、その後の流れは読み手の想像を気持ちいくらいに裏切ってくれる。現実ではありえない設定だけど、政治的な場面ではとても説得力がある。
おもしろかったなぁーーー
by honochimama | 2013-04-21 23:00