私が語りはじめた彼は/三浦しをん

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繊細な描写が多いのに、目線は男性的。一冊がいくつかの物語で構成されていて、どれも「村川教授」という男の周囲の人間が主役になっているのに、肝心の村川教授はほとんど登場しないという、不思議な本でした。

いくつかの不幸は全部、村川教授を奪い取った女性が招いたものであるような気にさせられる最後。

美しい文章には心が洗われます。
でも嫉妬するね、この才能…。
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by honochimama | 2012-01-27 17:11  

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