有頂天家族/森見登美彦

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やっぱり文体が独特で面白い!今回は最初から最後まで楽しめました。「夜は短し歩けよ乙女」の作中に出てきた偽電気ブランがこちらでも登場し、実際にある電気ブランを飲んで見たい…といらん欲が沸いてきました。

この本の何がおもしろいって、ものすごくバカバカしい話を、ものすごくクソ真面目に語っているところ。だって狸が電車に化けて京都市内を疾走したり、さらってきた人間の女の子を天狗として育てたり、狸に戻れなくなった蛙だったり…。
何よりツボにはまったのが、狸の母。タカラヅカが大好きで、タカラヅカ風の美青年に化けてビリヤードを打ちにいくのが趣味だっていうんだもん。京都の街中で、タカラヅカ風のタキシード姿の美青年が周囲から浮いてる光景が浮かんでくる。

狸のオバカ兄弟がお尻をかまれないようにと、鉄のパンツを履いてお腹をこわしてるのもまたバカバカしくて微笑ましい(笑)
いいよねー、森見ワールド♪
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by honochimama | 2011-12-12 10:13  

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