栄光一途/雫井侑介
2011年 12月 04日
スポーツが題材のものは好きじゃないくせに、ずっぽりスポーツネタのこの本を選んで読んでしまった。それは作者が雫井侑介だから。好きな作家なら題材が苦手でもとりあえず「読まなくちゃ」という気になってしまう。
登場人物が柔道の日本トップ選手達ばかりなので、読んでいるだけで汗のもわっとした臭いが漂ってきそう。やっぱりスポーツが題材のものって、苦手だなーー…。
ラストのどんでん返しは、「んー、柔道界ならありうるかな~。」とも「いや、それでも安易すぎるやろー」とも思う。
捜査をしている間や、対決シーンはそれなりにハラハラしながら読めたけど、全体的にはいまいちでした。こういうスポーツネタが好きな方はごめんね。
by honochimama | 2011-12-04 16:49