偉大なる、しゅららぼん/万城目 学

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はぁ~~…、ため息が出ます。
最高です。「鴨川ホルモー」よりもスケールがでかくて、「プリンセストヨトミ」よりも濃密で無駄が一切ない。「鹿男あをによし」のように前半我慢の部分がなく(万城目さんすみません)、最初から最後までのめ込める。
今年の1位に躍り出ました。

何よりも終わり方が憎らしいぐらいによくできている。
涼介にはぜひとも棗の妹と甘酸っぱいお付き合いをしていって欲しいものです。

本当にこの人はネタを小出しにするのが上手いよねー。「ん?それどういうこと?気になるやん」というテイストをチラチラ~と見せて、こちらはまんまと誘導されてしまう。
「なんじゃそら」と思ったタイトルにも大きな意味が込められてたし。確かに「しゅららぼん」は偉大です。お兄さんの浩介が全くといっていい程出てこなかったけど、いつか「外伝」として清コングとのエピソードを披露してくれるものと期待してやみません。

舞台の一つになっている竹生島は、私個人にとっても思い入れのある島。
実はこの島には「芸能お守り」というものが売られているのです。ゼミ旅行でこの島を訪れたとき、友人二人がこのお守りを購入しました。そのご利益なのか、数年後一人はアナウンサーに、もう一人はアナウンサーではないけれどテレビ局への入局がきまりました。それだけじゃないけど、なんとなく神がかり的なものを感じるこの竹生島。
万城目さんもこの島でなにかを感じて「しゅららぼん」を執筆されたのかなーーと思いをはせてみました♪
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by honochimama | 2011-08-06 23:35  

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