ラストラン/角野栄子

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魔女の宅急便シリーズを書かれていた著者の本です。

どちらかというと児童文学のジャンルになるんでしょうか。そのせいか、あまり深い描写はなく、「イコさん」と「ふーちゃん」のツーリングが淡々と続く。
幽霊のふーちゃんはイコさんにしか見えないんだけど、「どうして見えるのかしら?」「そうね、どうしてかしら?」という二人のやりとりがしつこいぐらいに長く続くので、「それさっきも言ったやん」と本に突っ込みそうになります。

最後はハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもなく、「あ、あれっ!?」と肩すかしをくったような終わり方でした。悲しい終わり方でも良かったのになーと思う反面、子供が読むのならこの方がいいのかしら…と葛藤。

老人のイコさんが大型バイクにも乗れるのを自慢して「ナナハンにも乗れるのよ」というのはまだいいにしても、それを聞いた青年が「ナナハンか~、僕も乗りたいな。」というのには違和感。「ナナハン」=大型バイクの代名詞のような表現は、作者の年齢上仕方ないのかな…。

あー、バイク乗りたい。ナナハンじゃなくて600ぐらいでいいから。
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by honochimama | 2011-07-13 09:53  

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